遠山野草園Toyamayasouen

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ヤマボウシ(ミズキ科) 第169章 2014年7月号

2021.10.20

梅雨の頃、ヤマボウシは枝が平らに張ってその上に4弁の先が尖った白い花をぎっしりと並べます。中心部にある小花は黄緑色で目につきます。門道の右側と、カタクリ塚と、栗畑の中に5㍍ほどのヤマボウシがあります。 和名山法師は、中央…詳しく見る

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タツナミソウ(シソ科) 第168章 2014年6月号

2021.10.20

カタクリ塚やたぬき塚には、白や紫色のタツナミソウが咲いています。日当たりが良く乾燥しがちな斜面に、草姿も愛らしくあちらこちらに自生しています。緑の中に紫色や白色が目につき、立ち止まってしまいます。 和名立浪草は、花を横か…詳しく見る

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アセビ(ツツジ科) 第167章 2014年5月号

2021.10.20

今から20年以上も前ですが、小学生の女の子からアセビの苗木をプレゼントされました。小さな苗木は、今では3㍍以上にもなり、スズランに似た淡いピンクの控え目な小花が垂れ下がり、木を覆うように咲いています。 和名馬酔木は、馬が…詳しく見る

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サンシュユ(ミズキ科) 第166章 2014年4月号

2021.10.20

今年は、庭のサンシュユの蕾がいつまでも固く、3月中旬にやっと花が咲きました。毎日今か今かと待っていました。小さな花は黄色というより黄金色に近く、遠くからでも目につきます。 和名山茱萸は、生薬名の漢名を音読みしたのが由来で…詳しく見る

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ミツマタ(ジンチョウゲ科) 第165章 2014年3月号

2021.10.20

東屋の脇のミツマタの花は、小さな蜂の巣のように下向きに咲きます。外側が白色で、内側が黄色っぽく良い香りがします。よく見ると枝が3つに分かれています。次の枝も3つに分かれ、3つ、3つ、3つです。 和名三叉は、すべての枝が三…詳しく見る

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ウメ(バラ科) 第164章 2014年2月号

2021.10.20

「ああ、いい匂い。ああ、いい匂い」やっと固い蕾がほころんで、安達ヶ原の梅林も早春の香りを放っています。「梅一輪一輪ほどの暖かさ」と嵐雪が詠んだ句のような、そんな季節が巡ってきました。ウメは春のさきがけとして、最も早く咲く…詳しく見る

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マンリョウ(ヤブコウジ科) 第163章 2014年1月号

2021.10.20

木々がすっかり葉を落とし、山野にマンリョウの赤い実が一際目立っています。センリョウは葉の上で実をつけるので鳥に食べられやすいですが、マンリョウは実が葉の下につくので、4月頃までしっかり残っています。 和名万両は、葉下でつ…詳しく見る

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フウセンカヅラ(ムクロジ科) 第162章 2013年12…

2021.10.20

7月末に、「よかったらどうぞ」と、2㌢程の苗が園芸教室の玄関前に置いてありました。本葉が1枚で小さくて育つか心配でしたが、蔓がぐんぐん伸び小さな白い花が咲き、実ができてフウセンカヅラと分かりました。 和名風船葛は、風船状…詳しく見る

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カクトラノオ(シソ科) 第160章 2013年10月号

2021.10.20

庭の三角コーナーの草むらに、今年もカクトラノオがピンク色の花を咲かせています。白や濃いピンクもあります。地下茎を伸ばして殖えるので、畑や道端でもよく見かけます。 和名角虎の尾は、花穂を虎のしっぽに見立て、茎が四角いことが…詳しく見る

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