遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園
2021.10.20

フウセンカヅラ(ムクロジ科) 第162章 2013年12月号

7月末に、「よかったらどうぞ」と、2㌢程の苗が園芸教室の玄関前に置いてありました。本葉が1枚で小さくて育つか心配でしたが、蔓がぐんぐん伸び小さな白い花が咲き、実ができてフウセンカヅラと分かりました。
和名風船葛は、風船状に丸く膨らんだ果実の形が命名の由来です。北アメリカ南部原産の蔓性が1年草です。夏に花柄の先に五㍉ほどの白い花をつけ、花後に三㌢ほどの風船状の果実がぶら下がります。草丈は2㍍以上になり、果実を指で押すとポンと音がして弾けるので小学生の孫は楽しんでいました。そして、孫は私にその種をプレゼントしてくれました。フウセンカヅラの果実の中は3室に分かれ種が3つとれます。浅黄色の果実が茶色にしなびてくると、熟した種にハート形の模様が現れます。女性のアンケート調査では、「もらって嬉しいもの」の上位だそうです。
最近、神崎の園芸教室では種から育てた小さな何種類もの苗が置いてあります。花を通して人と人との交流が広がっています。秋に採ったフウセンカヅラの種を保存して、来年の春にまき可愛い苗をみんなに分けてあげたいと思います。

冬きめて風船かづら風に舞う

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