遠山野草園Toyamayasouen

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ユキワリソウ(キンポゲ科) 第142章 2012年4月号

2021.10.19

今年は例年になく寒さが厳しく、見返り坂の傾斜地に最近になって紫やピンクのユキワリソウが咲き出しました。湿地では、ミズバショウやザゼンソウ、リュウキンカも咲き、遠山の里にもようやく春がやって来ました。 和名雪割草は、残雪を…詳しく見る

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ナンテン(メギ科) 第141章 2012年3月号

2021.10.19

我が家では、門道から裏山の至る所にナンテンがあります。鳥が実をついばんで遠くまで運んだのでしょう。お正月に赤い実を玄関に飾るため、鳥に食べられないようにビニール袋をかぶせます。 和名南天は、漢名の「南天燭」を略して、「南…詳しく見る

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フッキソウ(ツゲ科) 第140章 2012年2月

2021.10.19

野草園の木道沿いの落葉の中に、フッキソウが蕾をつけています。ひっそりと目立ちませんが、何となく早春を感じさせてくれます。良く見ると、斑入りのフッキソウも混じって彩りを添えています。 和名富貴草は、1年を通して緑が変わらな…詳しく見る

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オオハナワラビ(ハナヤリス科) 第139章 2012年1…

2021.10.19

シュンランの小径入り口に、オオハナワラビが目立ちます。これは数年前、吉倉の友達からいただきました。昔、義父は見返り坂に群生しているフユノハナワラビを鉢に移し、来客と野草談義を楽しんでいました。 和名大花蕨は、フユノハナワ…詳しく見る

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シャクチリソバ(タデ科) 第138号 2011年12月号

2021.10.19

秋になると、昔から塚の周りに真っ白いソバの花が咲いていました。義父は近所の仲間とソバ打ちを楽しんでいましたが、なぜかこのソバの実は食べませんでした。 和名赤地利蕎麦は、生薬名で赤地利と呼びソバに似ることが由来です。シャク…詳しく見る

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ススキ(イネ科) 第137章 2011年11月号

2021.10.19

十三夜に、カタクリ塚のススキを採り月見をしました。月を見て虫の声を聞きながら、「萩の花尾花葛花なでしこの花おみなえしまた藤袴あさがおの花」と、口ずさみました。ススキは、秋の七草の尾花のことです。 和名薄は、すくすく立つ木…詳しく見る

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センニンソウ(キンポウゲ科) 第136章 2011年10…

2021.10.19

郵便受けの脇に、センニンソウの真っ白い花がツツジに絡まりお客様を迎えるように咲いています。道端や林を歩いていると、この白い花が目に付きます。茎を手繰ると下部は木質化していて、冬でも枯れません。 和名仙人草は、花が終わると…詳しく見る

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ツユクサ(ツユクサ科) 第135章 2011年9月号

2021.10.19

まだ朝露が光る頃に咲くツユクサの花は、青と白と黄色のコントラストが良く、何となくミッキーマウスの顔の形に似ています。郵便受けの周りには白花も群生し、斑入りの葉も彩りを添えています。 和名露草は、露を含んだ草のようであるこ…詳しく見る

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アカバナユウゲショウ(アカバナ科) 第134章 2011…

2021.10.19

早朝5時、小さいピンクの可愛いアカバナユウゲショウが咲いています。家の周りに野生化して雑草と共存しています。種がこぼれ毎年とんでもないところに咲くのです。 和名赤花夕化粧は、淡紅色の花を夕方開くことが由来です。別名ユウゲ…詳しく見る

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