遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園
2021.10.20

ハナカタバミ 第174章 2014年12月号

早朝、車庫の前のハナカタバミを観察すると、眠そうに花は閉じています。曇りの日や夕方にも下向きで閉じています。光が弱いと花は閉じる性質があるようです。

和名花片嗆は、南アフリカ原産のオキザリスがカタバミに似ていて花が大きいことが由来です。江戸時代に観賞用として渡来し、野生化して群がっています。花の間から花茎を伸ばし3㌢程の濃い桃色の花で、花柄や葉柄に細かい毛が密生しています。花弁には、紅紫色濃い筋が入り、中心部は黄色で花粉があります。繁殖は地下の塊茎で殖える多年草です。黄色い小さな花を咲かせるカタバミにそっくりで、花は大きく葉も3つに分かれ、丸みのあるのが特徴です。草丈30㌢程の5弁化のカタバミは、日当たりの良い場所に植えると、非常に丈夫で手間がかかりません。
散歩道を通ると、観察仲間と花談義です。黄色のカタバミの花を採って、「昔、カタバミの茎や葉を食べたら酸っぱかったよ」と教えてくれました。本当にかむとシュウ酸を含み酸味がありました。さっそく家に帰って二種類の比較観察です。観察が終ると、大清水の友達にハナカタバミをあげました。

野辺飾る花かたばみの群がりし

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