遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園
2021.10.20

サルビア(シソ科) 232章 2019年10月号

今年も堀之内の親戚から、ビニールポットのサルビアの苗を沢山頂きました。1年目は草の勢いに負け、2年目は場所を変えてどうにか花を咲かせました。今年は3年目なので気合を入れて育てると、鮮やかな緋色の花は、草丈1㍍以上で遠くからでも目につきます。
和名緋衣草(ひごろもそう)は、燃え立つような濃い鮮やかな花が由来です。素敵な名前ですが、あまり馴染みがなく、一般的にはサルビアと呼ばれています。良く見かけるのは、赤いサルビアで、赤い花と緑の葉は他の草花との調和も良く、唇形花(しんけいか)を穂状につけます。紫、青、白、サーモンピンク等、沢山の園芸品種があります。南羽鳥の友達は、「サルビアは真夏の高温多湿状態を嫌うので、一度花穂を刈り込んだので、今は元気に咲き出したよ」と、嬉しそうでした。
毎年、夏休みの終わり頃、友人と元東小学校のサルビア鑑賞に出かけます。「わあすごい、わあすごい」と叫びながら、草丈の高いサルビアの中を走り抜けました。元中郷小、遠山小、中学校の沿道にも咲き誇っています。運動会が終わり、秋たけなわになる頃、いっそう赤色が映えそれは素晴らしい光景です。

そこここで燃え立つ花は緋衣草(ひごろもそう)

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