遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園
2025.06.25

ヤマツツジ(ツツジ科) 第300章 2025年6月号

誰が植えたか分かりませんが、庭先の方に行くとヤマツツジの朱赤色の花がたくさん咲いていたので、早速、カメラに収めました。ヤマツツジは、なんとなく心落ち着く花なので、しばらく観賞していました。
和名山(やま)躑躅(つつじ)は、花の形が筒状に咲いている様子から「つつじ」と命名し、もう一方は、花が連なって続いて次々に咲いている様子から転じて「つづじ」に命名されたようです。ヤマツツジは、日本各地の山野に自生し、春から初夏にかけて、枝先に赤いラッパ形の花を咲かせます。高さ2~3メートル程の落葉低木で、あまり大きくならないので一般家庭でも育てやすいです。幹は直立、途中から枝分かれをします。単にツツジと言った場合はヤマツツジや、ヤマツツジからつくられた園芸品種を指すことが多いようです。
5月中旬、夕方雨も上がったのでヤマツツジを見に行きました。葉は楕円形で生き生きしていましたが、花は雨に打たれダメージを受けていたので、がっかりしました。これからは、花後に伸びた枝を少し刈り込み、剪定は特にしません。公園や庭などに植えられているツツジ全般にも目を向けていきたいです。

山つつじ真っ赤に染めし庭先に

Categoryカテゴリー

Archiveアーカイブ