作業場の横にヒャクニチソウが7月頃から咲いています。花はキクに似ていて、濃い紅色が中心です。茎から小枝が何本も枝分かれして、9月になっても咲いています。
和名百日草は、夏から秋までその名の通り、ほぼ百日咲き続けることが命名の由来です。メキシコ原産で、蕾が固く長く咲くので重宝がられ夏の花壇で人気があります。草丈60~80㌢程で、葉をさわると表面に毛があり、形は長い卵形で柄がなく対生しています。花弁が厚く丈夫で育てやすく、花の色も、紅、赤、黄、クリーム、白等多彩です。直立した茎にキクに似た形の頭花には、一重咲き、八重咲き、丸弁のダリア咲き、小輪のポンポン咲きのものなど変化も多いです。キク科の一年草ですが、一度植えるとこぼれ種で自然に増えることがあります。
8月に、江戸崎の弟の家に行った時、玄関の花を見て、「この花ポンポンダリアだよね」と言うと「違うよ。ポンポンヒャクニチソウだよ」と言っていました。小さくてポンポンダリアにそっくりだったのでびっくりしました。ヒャクニチソウは暑さに強く開花期も長く、切り花としても楽しめます。
百日草暑さに負けず鮮やかに