遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園
2026.03.09

ゲッケイジュ(クスノキ科) 第309章 2026年3月号

私が嫁いできた時から、庭木としてゲッケイジュがあり、10㍍ほどの高さで、適切な環境であれば100年以上も育つようです。5月頃になると淡い黄色い花が集まって咲きます。

和名月(げっ)桂樹(けいじゅ)は、古代ギリシャでは、この枝葉で編んだ冠を競技の勝者の頭上に月桂冠を飾り勝利・栄光の象徴として縁起の良い庭木が命名の由来です。フランス語は「ローリエ」で、日本語で「月桂樹」と呼ばれます。地中海沿岸原産のクスノキ科の常緑高木です。成長は比較的穏やかで、丈夫で枯れにくく、葉は一年中収穫が可能です。ローリエ(乾燥させた葉)は、シチューやスープ、カレーなどの料理に欠かせない香辛料です。葉は、長さ7㌢程の長楕円形で硬め、葉を料理に加えると香りが引き立ちますが、煮込みすぎると苦みが出るため、なるべく早く取り出します。

我が家の台所には、一年中ローリエを吊るしています。湿気を防ぎ、必要な時にすく使え、葉を軽く折って使うと香りが良いようです。ゲッケイジュは明治38年頃に渡来し、記念樹等に植栽したようです。私の義父も明治38年生まれで植物が好きだったので、「いつ頃に植えたのかなあ」と思い出しています。

 

香り良しスープやカレー月桂樹

 

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