遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園
2021.10.19

フッキソウ(ツゲ科) 第140章 2012年2月

野草園の木道沿いの落葉の中に、フッキソウが蕾をつけています。ひっそりと目立ちませんが、何となく早春を感じさせてくれます。良く見ると、斑入りのフッキソウも混じって彩りを添えています。
和名富貴草は、1年を通して緑が変わらないことと、旺盛な繁殖力を愛でたことが由来です。福寿草や吉祥草などおめでたい名前の植物がありますが、富貴草もその1つです。茎の下部は地を這い、上部は立ち上がって30センチほどになります。草に見えますが常緑の小低木です。葉は鋸歯で、互生であるのに集まって輪生に見えます。光沢のある緑色が特徴で、日陰でも育つので、庭の下草に重宝がられています。成田市役所玄関前の左側花壇には、フッキソウがびっしり生えています。常緑で群生するため変わらぬ繁栄を願って植えられたのでしょう。
成人の日に、佐倉の「くらしの植物苑」でフッキソウに出会いました。友人は「株が大きくなると、淡い緑色の若葉と濃い緑色の古葉が混じってきれいだよ」と呟いていました。秋には、稀に真珠のような実がつくので、ぜひ見たいものです。

初春や木道沿いに富貴草

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