遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園
2021.10.20

ハルノノゲシ(キク科) 236章 2020年 2月号

野草園を散策すると、あっちにもこっちにも、黄色いタンポポに似たハルノノゲシを見つけ、何度もシャッターを押しカメラに収めました。黄色の頭花は直径約2㌢で、最近、畑や道端でも良く見かける越年草です。生命力の強い植物で、どこにでも生えています。
和名野芥子(のげし)は、葉がケシの葉に似ていることが命名の由来です。別名ハルノノゲシやケシアザミとも言われます。春に咲くのがハルノノゲシで、秋に咲くのはアキノノゲシで、開花時期が異なります。霜にあたらなければ、四季を通じてどこかで咲いています。高さは1㍍程で、茎は太くて柔らかく中空です。切ると、白い汁が出るので、なめると苦い味がします。葉は20㌢程で不規則に切れ込み柔らかく、茎を抱くようについています。刺(とげ)があるけど、葉が柔らかいので痛くはありません。
大寒の日、大清水の友達と畑でばったり会いました。久しぶりに野草談義をして、ハルノノゲシの話になりました。友達は、すぐ近くの防風林の方に走って行き、花の付いたノゲシを採って来てくれました。防風林が霜から守っていたのです。私は、寒中に黄色いノゲシを見たので、びっくりしてしまいました。

寒風に健気に咲くは野芥子かな

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