遠山野草園Toyamayasouen

遠山野草園
2021.10.19

ノースポール(キク科) 第129章 2011年3月号

「この花、毎年こぼれ種から芽を出し、丈夫で石の間からも出るんだよ。すごいよ」吉倉の友だちは、ノースポールを見ながら話してくれました。さっそく家に帰って、昨年咲いていた日当たりの良い場所をと、こぼれ種からノースポールが育っていました。
この花は、白いキクのような小さな花で、満開の時は株全体を覆うほどに白く咲くところから、「北極」を連想させます。これがノースポールの名前の由来です。原産地は地中海沿岸で、シュンギクやマーガレットに似ている花で、耐寒性もある一年草です。よく発芽し、草丈は二十センチほどで、鉢植えや寄せ植え、花壇の縁取りなどにも適しています。雨が上った後、花好きな中郷公民館の職員さんがこぼれ種を見つけては、根をできるだけ壊さず同じ所に寄せたり、好きな場所に移植していました。さほど手間もかからず、花期も長く楽しめる花です。
先日、遠山小学校の前をウォーキングしていると、フェンス側の長い花壇にノースポールが咲いていました。前列にはビオラやパンジーも咲いていました。寒さの中で作り育てることに大きな意味がある花です。

春日和すくすく伸びるノースポール

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